駐車場経営によって、大きな収益を上げている不動産所有者は案外多いのです。
一般には、空き地を手軽に活用する安易な事業と取られがちですが、事業収益をあげるためにたくさんの工夫の余地がある事業でもあります。
所有する遊休地の近くに屋根付き、あるいはシャッター付きの駐車場がほとんどなく、かつ高級マンションが多いというような条件があれば、有人管理、ガレージ的利用が可能な駐車場といった差別化を図ることによって、相当な収益をあげることも可能かもしれません。
初期のイニシャルコストを少なくしつつ、経営効率を高めれば、それこそ、ローリスク・ハイリターンの優良事業とすることも可能なのです。
仮に立体駐車場にするにしても、自走式のプレハブ型なら、建物を建てるタイプの不動産活用策と比較して、イニシャルコストはとても小さく抑えられます。
機械式の大掛かりな駐車場を設置するなら、それに見合った収益をあげることができるかを十分に検討しましょう。
駐車場経営で収益をあげるための工夫もたくさん開発されています。
例えば、平面駐車場にして初期投資を抑えつつ、月極め駐車場にしながらも駐車場内にオープンに駐車できるシステムとし、料金設定も夜間月極めや昼間月極め、一時駐車など、多彩なメニューを用意することで、遊んでいる駐車空間をつくらず稼働率を高める方法などは、都心部の月極め駐車場でよく用いられています。
利用者側にとっても、自分の使わない時間の費用を負担することなく、かつ使いたいときには一時駐車で利用することができ、メリットが大きくなります。
その他、駅までバスで通勤している人に対して、バスの定期よりも安い価格で、朝から夜までの時間制月極め駐車を提示すれば、相当に多くの人が駅までマイカー通勤する可能性があります。
もちろん夜間は営業車の夜間月極め駐車として利用すれば、駐車場に遊んでいるスペースはなくなるでしょう。
このように、駐車場の利用のされ方に応じた料金体系を一工夫するだけでも収益を大きく伸ばせる可能性があります。
駐車場経営の魅力は、そんなところにもあると言えるでしょう。